
九州のソウルフード、うまかっちゃん
こんにちは! 豚骨ラーメン発祥の地、福岡県久留米市出身のライター・稲葉じゅんです。
今回は、九州地方で袋麺としての絶大な人気を誇る「うまかっちゃん」をレビューします。1979年にハウス食品から発売されて、40年以上も愛され続けているロングセラー商品で、私自身も幼いころから慣れ親しんだ味です。
ハウス うまかっちゃん 94g

みんなの総合評価:4.43
あおサさん
他の袋麺に比べて手に取る回数は断然多く、スーパーの陳列棚でもうまかっちゃんだけが品薄になっていることも日常茶飯事。
関東に引っ越した人が「うまかっちゃん」を食べて、九州を思い出すという話もよく聞きます。
写真の定番「うまかっちゃん」の他にも
・濃厚新味
・熊本 香ばしにんにく風味
・黒豚とんこつ 鹿児島焦がしねぎ風味
・博多 からし高菜風味
など種類も豊富で、九州各地の味を食べ比べするという楽しみ方もできます。
ハウス うまかっちゃん 濃厚新味 84g×5

みんなの総合評価:4.63
ラグパンさん
台風10号と「うまかっちゃん」との過ごし方

うまかっちゃん 希望小売価格:555円(税別)
この記事を書くきっかけになったのが、先日の台風接近に備えてスーパーに買い出しに行ったときの出来事でした。
スーパーのレジまでの列が半端ない。
— じゅん@在宅ワーカーでいくとよ (@freelanceshufu) September 5, 2020
すでに20分待ち…。
そして、みんなカゴにうまかっちゃんが入ってる🍜(私も)
結局30分程レジ待ちの行列に並んでいたのですが、ほとんどの人の買い物カゴに「うまかっちゃん」5個パックが入っているという状況。在庫補充が追い付かないほどの売れっぷりに改めて人気の高さを実感しました。
これまでに何百回と食べてきたうまかっちゃんをレビューする日がくるとは!
うまかっちゃんの特徴は、この白濁したスープと縮れ麺。豚骨ラーメンでありつつも決してこってりしすぎていない点も、多くの人に愛されているポイントです。
そして、食べる前に調味オイルを加えることよってコクと香りがプラスされます。
この縮れ麺が、スープに合うんです。屋台やラーメン屋で食べる、こってこての豚骨ラーメンとは違った「うまかっちゃん」という味に何だか安心感すら覚えてしまいます。
実は、これを食べたのは台風が接近してきて風も強まってきていた最中でした。台風への不安がある中、慣れ親しんだこの味を食べると不思議と心が落ち着くのを感じたのでした。
「あのスーパーにいた人たちの中にも、きっと同じように感じている人がいるのだろうか…」と思いつつスープを飲み干して完食しました。
「うまかっちゃん」を作る時によくやるのが、溶き卵を加えてかきたま汁風にしてネギと海苔をトッピングしたアレンジです。
豚骨スープがやさしい味になって、また違ったおいしさを味わうことができます。ただ溶き卵インについては、反対派も多いです。
水戻し「うまかっちゃん」にも挑戦!

「うまかっちゃん」を水戻し
Twitterでバズレシピのリュウジさんがサッポロ一番の水戻しを紹介していたのを見て、「それなら、うまかっちゃんでも出来るはず!」と試してみました。
水を450ml入れて、25分放置。そして、粉末スープを入れてみました。スープがなかなか溶けません。麺も見るからに硬そうです。

水戻しの「うまかっちゃん」。見た目はまあまあだが…
食べてみた感想は
「こげなの食べられん!」(意味:こんなの食べられない)
ハリガネレベルの硬さの麺に、冷たい豚骨スープがどうしても合いません。やはり、豚骨ラーメンは温かいのが一番です。
リュウジさんもTwitterで「これはお湯が使えない状況下での緊急の手段であり水で作るよりお湯で普通に作った方が旨いです」と言っていましたがその通りです。その後、鍋に戻して温めていただきました。
災害時の非常食として用意するならば、カセットコンロなども一緒に用意しておくことをおすすめします。
九州人のソウルフード「うまかっちゃん」は、これからもずっと愛され続けていくことでしょう。
最後に一言。「食べたことがなか人は、いっかい食べてみらんね。うまかとよ!」
稲葉じゅん コンビニスイーツの魅力にどっぷりハマり中のWebライター。どんなに忙しくてもスイーツ&コーヒーの時間は確保。食べた分は踊って消化するスタイル。コンビニインスタも更新中!
Instagram:jun_freelanceshufu
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※絵文字等のクチコミを一部編集しています。