ここ最近、人気ラーメン店が監修を務めたコンビニ限定のカップ麺を見かける機会が増えました。

ローソン「日清食品 人類みな麺類 めちゃうま貝だし醤油らーめん」 価格:228円(税込)
今回はラーメン通であれば知る人ぞ知る大阪の名店「人類みな麺類」が監修した、ローソン限定「人類みな麺類 めちゃうま貝だし醤油らーめん」をご紹介します。
パッケージからすでに異質
まず麺やスープなどを紹介する前に、ユニークすぎるカップに触れさせてください。
富士山のような山や恐竜の化石など、何をモチーフにしたのか一切わからない唯一無二なデザイン。
また、ふたには代表の松村貴大さんの「人類みな麺類を運営するUNCHI株式会社は、本製品による収益の半分を、同社が選ぶ社会貢献活動に寄付します。」という吹き出しも。
奇抜過ぎる商品名、社名でありながら、社会活動に積極的な姿勢……この謎のギャップに思わずクラっとしてしまいます。
カップの側面には「火星初のラーメン店オープンを本気で目指しています!」と大々的なマーケティング戦略が掲げられており、食べる前から胸焼けしてしまいました。
中身は普通と思いきや…
ふたを開けると、肉やネギ、たまごといったシンプルな具材が入っていました。
また、完成時に入れる調味油も1つあり、前衛的なパッケージに困惑したものの、中身は他のカップ麺と大差なかったです。
しかし、5分経過してふたをべリっと剥がそうと思ったのですが、ふたの裏にもメッセージが記されており、ツッコミが追い付かなくなるほど多数の仕掛けが施されています。
麺はツルツル
満を持して味の話したいと思います。
最初に麺についてですが、「カップヌードル」や「カップスター」と同じような形状のカップ麺なので、勝手に「麺はクチャっとした感じなんだろうな」と考えていました。
ただ、その予想とは裏腹に麺は非常にツルツル。
食感はモチモチしており、食べやすさと食べ応えをミックスした味わい深い麺になっています。
すき焼きのような甘い醤油味
スープは透き通った見た目からもわかるように、海鮮ベース特有のサッパリとした味になっています。
醤油味ではあるのですが、しょっぱさはあまり感じなく、すき焼きのような甘さが特徴的。特にネギとスープの相性がよく、すき焼き鍋を食べているようなオシャレな風味を堪能できます。
具材の肉は「カップヌードル」の“謎肉”ほど大きくありませんが、食感はジューシー。パサっとした印象のある謎肉と比べると、より“肉感”を味わうことができます。
まとめ
以上、「人類みな麺類 めちゃうま貝だし醤油らーめん」の紹介でした。
コッテリ感はほとんどないので、お酒を飲んだ後に食べたくなります。
名店が監修したカップ麺は味がピリッとしないものが少なくありませんが、この商品は麺、スープ、パッケージ、全てにおいてクオリティが高いので、折を見てまた食べたいと思いました。
売上の一部を社会貢献のための寄付金にするようなので、カップ麺を食べたいけど何を食べようか悩んだ時は、1回くらいは購入してみてはいかがでしょうか。
網島レイビン
ジャンクフードやコンビニスイーツが大好きなアラサー男性。30歳を過ぎて体重が落ちなくなってきたので、ジョギングの距離を伸ばして食べることの罪悪感を和らげています。
ツイッター:@amishima_ravin
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