肌寒くなってきて、そろそろコンビニの中華まんが恋しくなる季節になりました。
2021年はコンビニ肉まん豚まんの食べ比べをしてきましたが、今回の食べ比べ検証のテーマは「あんまん」。
コンビニのあんまん、二昔前くらいまでは当たり前のように販売されていたものの、中華まんの種類が増えたのか、あんまんが見当たらないことも。30年前くらいからコンビニあんまんが好きな筆者には、厳しい現況です。

筆者の想いはさておき、今回はコンビニ4社(ファミリーマート・ローソン・セブンイレブン・ミニストップ)のあんまんを下記項目を元に食べ比べ検証しました。
・具材の量
・購入20分後の状態
それでは、さっそく見ていきましょう!
2021年 コンビニあんまん おすすめベスト5
第1位:北海道産小豆のこしあんまん ごま風味(ファミリーマート)総合評価:★★★★☆
第2位:北海道小豆のつぶあんまん(ローソン)総合評価:★★★★☆
第3位:十勝産小豆のこしあんまん ごま入(ミニストップ)総合評価:★★★★☆
第4位:北海道小豆のごまあんまん(ローソン)総合評価:★★★★☆
第5位:ふわっふわ×濃厚 ごまあんまん(セブンイレブン)総合評価:★★★☆☆
第1位:北海道産小豆のこしあんまん ごま風味(ファミリーマート)総合評価:★★★★☆

北海道産小豆のこしあんまん ごま風味(ファミリーマート) 価格:120円(税込)
北海道産小豆のこしあんまん(ごま風味)

みんなの総合評価:4.25
アビーさん
北海道産小豆を100%使用、表面の「こしあん」刻印が印象的な、ファミリーマート「北海道産小豆のこしあんまん ごま風味」。
あんまんといいながら「ごま」風味が主流となり、昔ながらのあんまん好きには少々酷な時代です。
ごま油のような香ばしさを感じるあん。あんの量は可もなく不可もなしといったところ。
第1位としたのは、購入20分後の状態の良さ。中華まんの皮がほど良くしっとり・もっちりしていて、冷めた状態でもおいしくいただけます。バランスの良いあんまんです。
具材の量 ★★★★☆
購入20分後の状態 ★★★★★
第2位:北海道小豆のつぶあんまん(ローソン)総合評価:★★★★☆

北海道小豆のつぶあんまん(ローソン) 価格:130円(税込)
ローソン「北海道小豆のつぶあんまん」は、北海道小豆使用のごく普通のつぶあんまん。ザ・普通のあんまんです!
写真を通してもわかる、つぶつぶ感! あんの量は申し分ありません。今回検証したあんまん5品の中ではいちばん甘みがあって、昔ながらのあんまんを求めているならイチオシです。中華まんの皮がねっとりしていたので、好き嫌いは分かれそうです。
具材の量 ★★★★★
購入20分後の状態 ★★★☆☆
第3位:十勝産小豆のこしあんまん ごま入(ミニストップ)総合評価:★★★★☆

十勝産小豆のこしあんまん ごま入(ミニストップ) 価格:118円(税込)
中華まんの皮だけみると、なんだか肉まんっぽいミニストップ「十勝産小豆のこしあんまん ごま入」。他のあんまんよりも若干サイズが小さめ。そして、中華まんの皮がふにゃふにゃに…。
あまさはひかえめで、よくあるごまあんまんといったところ。中華まんの皮がねちょねちょなので「早めに食べないとおいしさを実感できない」あんまんなのかもしれません。ちょっともったいないですね。
具材の量 ★★★★☆
購入20分後の状態 ★★★☆☆
第4位:北海道小豆のごまあんまん(ローソン)総合評価:★★★★☆

北海道小豆のごまあんまん(ローソン) 価格:130円(税込)
北海道小豆使用なのに、北海道地域のローソンではお取り扱いしておりません。という表記がじわじわとくる、ローソン「北海道小豆のごまあんまん」。
具材の量や状態については、第2位・第3位のあんまんと大差なし。しかし、ごまの皮感がすごく、あんまんというよりも「ごままん」。あんまんらしさが薄れているため、第4位とさせていただきました。
具材の量 ★★★★☆
購入20分後の状態 ★★★★☆
第5位:ふわっふわ×濃厚 ごまあんまん(セブンイレブン)総合評価:★★★☆☆

ふわっふわ×濃厚 ごまあんまん(セブンイレブン) 価格:118円(税込)
濃厚ごまあんまん

みんなの総合評価:4.33
ゆきんこ333さん
セブンイレブン「ふわっふわ×濃厚 ごまあんまん」は、ごま風味豊かでなめらかな食感の濃厚なあんこがつまっています。
あんの量は他とあまり変わりませんが、中華まんの皮がパサパサしていて残念な状態に…。あんまんに限らず、セブンの中華まんは時間がたつとパサつきます。温め直しないしは買った直後に食べましょう。
具材の量 ★★★★☆
購入20分後の状態 ★★☆☆☆
コンビニあんまん食べ比べ・まとめ
コンビニあんまん食べ比べといいつつ、ノーマルなあんまんが中々手に入らない現状。
今は「ごま」あんまんが主流となり、ノーマルあんまんが好きな筆者としては残念でした。あんの量はコンビニ各社ともに大差はない印象ですが、中華まん皮の状態はまったく違いますね。
一つ言えることは「セブンのあんまん(中華まん全般)は、時間がたってしまったら温め直し必須」です。他の中華まんに隠れて影が薄くなったコンビニあんまんですが、寒い季節には食べたくなります。みなさんも、お気に入りのコンビニあんまんをみつけてみてくださいね。
相場一花 フードライター。2児の母で、コンビニ・スーパーの商品を年間100食以上食べ比べる。現在「ヨムーノ」「オリーブノート」「子育てメディア」などにコラム寄稿中。雑誌「LDK」「レタスクラブ」「週刊プレイボーイ」などで食の専門家として出演実績あり。
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