暖かい春の訪れを感じられる日が増えてきましたが、辛いものは年中いつでも食べたくなるものです。
「辛いもの=夏」というイメージはあるものの、旨辛グルメの人気から、季節問わず辛味テイストのカップ麺を取り揃えるコンビニが増えてきました。
そこで今回は、コンビニで手に入る、この春イチオシの旨辛カップ麺を4品紹介します。
「味」「辛味」「旨味」の3点から、ランキング付けを行いました。
2022年・春の旨辛カップ麺ベスト4
第1位 娘々監修スタミナラーメン(サンヨー食品) 総合評価:★★★★★
第2位 麺神 宮崎辛麺 濃香激辛醤油(明星) 総合評価:★★★★☆
第3位 元祖ニュータンタン麺本舗監修 タンタンメン(サンヨー食品) 総合評価:★★★★☆
第4位 旨辛ラーメン表裏 辛口にんにく豚骨醤油(ローソン) 総合評価:★★★☆☆
第1位 娘々監修スタミナラーメン(サンヨー食品) 総合評価:★★★★★

娘々監修スタミナラーメン 価格:246円(税込)
埼玉県のソウルフードをカップ麺化した「娘々監修スタミナラーメン」。「娘々愛宕店」が監修しています。
製造元はサンヨー食品。おなじみの「仕上げの小袋」も付いています。
カップ麺にしては、具が多め。
娘々のスタミナラーメンの特徴である「ニラ」も、ザク切りのままたっぷり入っています。チキンと豚骨ベースのスープは、コクがありつつもあっさりした味わい。
豆板醤の風味が強く、辛みは抑えめ。香味野菜や魚介の旨味も合わさり、太麺との絡みも申し分ありません。
とろみが足りないと感じながら食べ進めていたら、底にスープの塊が沈んでいました。食べる前に、しっかりかき混ぜておくのが正解ですね。
味 ★★★★★
辛味 ★★★☆☆
旨味 ★★★★★
第2位 麺神 宮崎辛麺 濃香激辛醤油(明星) 総合評価:★★★★☆

麺神カップ 宮崎辛麺 価格:248円(税込)
「麺神 宮崎辛麺 濃香激辛醤油」(明星)は、超極太麺が人気の“麺神シリーズ”のひとつ。
こちらも、ラー油入りの後入れ袋が付いています。
麺神ならではの、超極太麺は、にんにくと塩麹を練り込んだこだわりっぷり。麺を噛むたびに、歯ごたえとにんにくのガツンとした風味が感じられます。
醤油ベースのスープは、辛味はありつつも後味はあっさり。
唐辛子のピリリとした刺激はしっかり残しつつ、こってりすぎないので食べやすいです。ガーリックの存在感は強めですが、醤油のあっさり味をかきけさない絶妙なバランスはお見事です。
味 ★★★★☆
辛味 ★★★★☆
旨味 ★★★★☆
第3位 元祖ニュータンタン麺本舗監修 タンタンメン(サンヨー食品) 総合評価:★★★★☆

元祖ニュータンタン麺本舗監修 タンタンメン(サンヨー食品) 価格:232円(税込)
埼玉の娘々に続き、「元祖ニュータンタン麺本舗監修 タンタンメン」は、川崎のソウルフードを商品化したもの。黄色いカップが特徴的で、パッケージだけでも思わず手に取りたくなります。
具は店舗と同じく、かきたまがメイン。ふわふわのたまごは、麺としっかり絡みます。
スープは塩味べースに強めのガーリック。
塩味+唐辛子+ガーリックの組み合わせは、あっさり感がありつつコクも強い、中毒性のある味わいです。筆者は好みの味ですが、唐辛子やごま油、塩に玉子と味が混在しているため、好き嫌いは分かれるかも。
鶏肉そぼろは思いのほか肉感があり、良いアクセントになっていました。
味 ★★★★☆
辛味 ★★★☆☆
旨味 ★★★☆☆
第4位 旨辛ラーメン表裏 辛口にんにく豚骨醤油(ローソン) 総合評価:★★★☆☆

旨辛ラーメン表裏 辛口にんにく豚骨醤油(ローソン) 価格:238円(税込)
「旨辛ラーメン表裏 辛口にんにく豚骨醤油」は、ローソンの名店シリーズ第3弾として販売された商品です。
東京市ヶ谷にある、旨辛ラーメン表裏が監修。名店の味を再現した、ローソン渾身の名店カップ麺です。
後入れとして、特製の辛味油が付いています。
にんにくの強烈な香りは、4品の中でNo.1。食べる前から、ガッツリとしたにんにくと力強い辛味への期待が高まります。
思っていた通り、にんにくのパンチは強烈です。
キリッとしたにんにくの風味とともに、唐辛子の後引き辛さが口いっぱいに広がります。
にんにくをたっぷり使っているため中毒性はもちろんあるのですが、旨味はそれほど。辛味の中にある、旨味がやや乏しい気がしました。
にんにくの主張が強すぎて、「旨辛」のバランスが少し崩れているように感じたのは惜しいところです。
「表裏」のコンセプトである唐揚げは入っていなかったものの、味付け豚ミンチは存在感がありました。
唐揚げと一緒に楽しみたい方は、ローソンのからあげクンをトッピングするのもアリかも。
味 ★★★☆☆
辛味 ★★★★☆
旨味 ★★☆☆☆
まとめ
旨辛カップ麺は、辛くても箸を進めてしまうような「旨味」がおいしさの決め手。中には、スープもすべて飲み干してしまう、中毒性の強いカップ麺もあります。
コンビニによって取り扱い商品が異なりますので、いろいろなコンビニの旨辛カップ麺を手に取ってみてください。
三木ちな
お得なもの好きな3姉妹のママライター。お得で珍しいものが大好き。コンビニの新商品をチェックするのが日課。コンビニ商品を使って家事ラクするのも大得意。
現在「暮らしニスタ」「マネーの達人」そのほか暮らし系メディアなど、多数メディアにてコラムを執筆中
<保有資格>クリンネスト1級、整理収納アドバイザー2級、節約生活スペシャリスト
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