毎年9~10月ごろになると、コンビニや洋菓子専門店などでシャインマスカットを使った商品が登場してきます。
今回は、2022年10月05日(水)以降順次発売のセブンイレブン「長野産シャインマスカット入りフルーツサンド」442円(税込)を実食。
高価格帯のコンビニフルーツサンドの実力はいかに……。
色鮮やかなフルーツサンド
シャインマスカットをメインに、パインや黄桃といった暖色系のフルーツも入って色鮮やかなサンドイッチ。パッケージ越しからもフルーツたっぷりで豪華なビジュアルです。販売地域は「埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県」と限定的です。なぜ長野県産のシャインマスカットなのに、地元「長野県」が販売地域に入っていないのか謎ですね。
パッケージ裏面によると、製造工場の場所が「茨城県」です。長野県は、工場からの流通ルートがはずれているのかもしれませんね。1包装あたり262kcalで炭水化物は35.9g。
お菓子のために生まれた卵「エグパティシエール」使用。エグパティシエールはカスタードクリームを作るときに使われています。セブンイレブンの高価格帯フルーツサンドではよく使われていますね。
ハリボテサンド度チェックした結果
コンビニサンドイッチあるある「断面は豪華なのに中身はスッカスカ」。そんな残念コンビニサンドイッチに遭遇してしまった人も多いのではないでしょうか。セブンイレブン「長野産シャインマスカット入りフルーツサンド」も断面はいい感じにフルーツがつまってそうに見えます。では、さっそくハリボテ度をチェックすべく、中身をのぞいてみます。
中身スカスカではないけれど、ぎっしり詰まってるわけでもありません。シャインマスカットは断面のみに入っているんですね。後ろの方はパインアップルでスペース空いてない的な感じでごまかしているような気がしないでもありません。そして、カスタードクリームが雑に入ってます。隙間ができてしまって、少し残念な仕上がりです。
味については可もなく不可もなしといったところですが、カスタードクリームやパンの存在感が強めで果実のジューシーさに欠けているような……。コンビニサンドイッチとしては合格点に達するのでしょうが、フルーツサンド専門店のものと比較すると見劣りします。なんなら、ヤオコー(埼玉県中心に店舗を展開するスーパー)のサンドイッチよりも残念ですね。
ちなみに、ヤオコーの「たっぷりホイップの焼き芋サンド」213円(税込)の中身は上記写真の通りです。フルーツはコスト的に厳しいと思いますが、カスタードクリームについてはヤオコーばりにたっぷり入れてほしいと思いました。
セブンイレブン「長野産シャインマスカット入りフルーツサンド」442円(税込)は、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県のセブンイレブンにて販売中です。筆者が手にしたものが残念だっただけで、個体差があるかもしれません。ぜひとも手に取ってみてくださいね。
相場一花 フードライター。2児の母で、コンビニ・スーパーの商品を年間100食以上食べ比べる。現在「ヨムーノ」「Yahooクリエイターズプログラム」などに原稿寄稿中。雑誌「LDK」「レタスクラブ」「週刊プレイボーイ」などで食の専門家として出演実績あり。
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