今年もコンビニの中華まんが恋しい季節になってきました。
2021年時も食べ比べましたが、2022年も少々ラインナップを変更して、コンビニ大手3社(ファミリーマート・ローソン・セブンイレブン)の肉まん・豚まんをピックアップ。
【コンビニ肉まん豚まん食べ比べ】2021年中華まんランキング!(ファミマ・ローソン・セブン)
以下の項目からランキング化しましたので、参考情報としてご活用ください。
・食べ応え
・購入30分後の状態
検証では、コンビニから中華まんを持ち帰り、温め直しをしていない約30分経過した状態で判断しています。つまり、少々冷めている状態です。
第1位:極旨 黒豚まん(ファミリーマート)総合評価:★★★★★

極旨 黒豚まん(ファミリーマート) 価格:198円(税込)
ファミリーマート「極旨 黒豚まん」198円(税込)を2021年に引き続き、第1位と評価しました。鹿児島県産の黒豚に淡路島産玉ねぎが中に入っています。
購入30分後でも、中華まんの生地はもっちもちで心地よい食感。中華まんの皮と豚肉の量がバランスよく、時折豚肉のかたまりも入っていて食べ応えがあります。ごろっとした豚肉も入っています。豚肉で勝負した、クセのない安定感のある味わい。冷めていてもおいしいと思える中華まんです。
食べ応え ★★★★★
購入30分後の状態 ★★★★★
第2位:横浜中華街「江戸清」共同開発 特撰肉まん(ローソン)総合評価:★★★★☆

横浜中華街「江戸清」共同開発 特撰肉まん(ローソン) 価格:297円(税込)
今回食べ比べした5品の中で最もサイズの大きさが際立つ、ローソン「横浜中華街「江戸清」共同開発 特撰肉まん」297円(税込)。
お肉はもちろんのこと、キャベツやたけのこ、えびなど具材がたっぷり入っています。肉・野菜・海鮮が混ざり合い、春巻きの中身みたいな味わい。サイズが大きいので食べ応えは抜群に良いですが、中華まんの生地(表面)が水っぽくなりベトベトな状態に……。中華まんの生地が手にくっつくのが気になります。2021年に引き続き、ローソンは中華まんの生地の状態が残念。
食べ応え ★★★★★
購入30分後の状態 ★★★☆☆
第3位:大入り豚まん(セブンイレブン)総合評価:★★★★☆

大入り豚まん(セブンイレブン) 価格:240円(税込)
見た目ずっしりとしている、セブンイレブン「大入り豚まん」240円(税込)。しっとりもちもちの中華まん生地なのだそうですが……。
購入30分後の冷めた状態では、中華まんの生地がかためで蒸しパンのように弾力があり、主張が強め。パサつきはないものの、生地が主役になっていてバランスがよくない……。そして、豚肉の旨味とともに黒こしょうのスパイシーさが舌についてきますので、好き嫌いの分かれそうな中華まんですね。冷めた状態での実食はおすすめできません。
食べ応え ★★★★☆
購入30分後の状態 ★★★★☆
第4位:モスバーガー監修 モス テリヤキ肉まん(ファミリーマート)総合評価:★★★★☆

モスバーガー監修 モス テリヤキ肉まん(ファミリーマート) 価格:180円(税込)
モスバーガー監修「特製テリヤキソース」をベースに味付けされている、ファミリーマート「モスバーガー監修 モス テリヤキ肉まん」180円(税込)。カッテミル内実食者の中では、モスっぽさについての賛否がわかれていました。
【クチコミまとめ】再現度は?ファミマ「モスバーガー監修 モス テリヤキ肉まん」実食者の評価
甘辛いテリヤキの味わいが特徴的ですが、具材は少なめで食べ応えの観点としてはもう一歩踏み込んでほしいところ。とはいえ、ファミリーマートの中華まん全体にいえることですが、中華まんの生地状態は素晴らしい。購入30分後でも生地がもっちもちで具材との一体感も出ていました。
食べ応え ★★★☆☆
購入30分後の状態 ★★★★★
第5位:ふんわり×ごろっと 肉まん(セブンイレブン)総合評価:★★★☆☆

ふんわり×ごろっと 肉まん(セブンイレブン) 価格:150円(税込)
今回食べ比べた中で最も小ぶりなセブンイレブン「ふんわり×ごろっと 肉まん」150円(税込)。
ゴロゴロとした豚肩ロースや玉ねぎが入っています。中華まんの生地と具材の分量はバランスが良いと思いますが、中華まんの生地が固めで弾力があり、主張が強すぎます。そして、具材は黒こしょう風味でややクセが強め。そして小ぶりなので、食べ応えの観点からはいまいち。
食べ応え ★★☆☆☆
購入30分後の状態 ★★★★☆
2022年版・コンビニ肉まん豚まん食べ比べ・まとめ
カッテミルニュースでは、2021年時もコンビニ肉まん豚まん食べ比べをしていますが、2022年版もほぼ傾向は同じ。
【コンビニ肉まん豚まん食べ比べ】2021年中華まんランキング!(ファミマ・ローソン・セブン)
冷めた状態では中華まんの生地状態が大きく異なり、個人的にはファミリーマートの中華まん生地(冷めた状態)はもっちもちで冷めてもクオリティが高いと感じました。
また、セブンイレブンの中華まんの生地(冷めた状態)については、2021年時はパサつきがあったものの、2022年時ではパサつきはなく。その代わり、主張強めの蒸しパン生地のようになっていてやや違和感がありました。
ローソンの中華まんの生地(冷めた状態)は、生地表面の水っぽさが気になりますね。これは2021年時も感じました。
ベースとしては2021年時と大きく変わっていない、といった結果となりました。
相場一花 フードライター。2児の母で、コンビニ・スーパーの商品を年間100食以上食べ比べる。現在「ヨムーノ」「Yahooクリエイターズプログラム」などに原稿寄稿中。雑誌「LDK」「レタスクラブ」「週刊プレイボーイ」などで食の専門家として出演実績あり。
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