肌寒い季節になり、コンビニチルド麺界隈も冷やし麺から温かい麺へとラインナップが変わりました。2022年11月1日からはセブンイレブンで「熱狂!麺フェス」が開催され、有名店監修品が続々と出ている点にも注目。
今回は、2022年10月末~11月に登場した大手コンビニ各社(ファミリーマート・ローソン・セブンイレブン)の麺を5品紹介。お値段安い順にまとめました。
1:煮干しまぜそば(ファミリーマート)530円(税込)

煮干しまぜそば(ファミリーマート)530円(税込)
煮干しと醤油豚骨の味わいが特徴のタレがベースのファミリーマート「煮干しまぜそば」530円(税込)。汁気が少ないので、持ち運びはラク。九州地方の一部と沖縄地方では取り扱いがありませんので注意。
チャーシューにきざみのり、玉ねぎ、ねぎがトッピングされていて具材たっぷり。
太めの中華麺はもっちり食べ応えがあります。煮干しの味がよく出ている、タレは下の方にたまっているため、食べる時にはぐちゃぐちゃにかき混ぜてから食べると味がしまります。有名店監修品ではありませんが期待と一致するような味わいに仕上げており、満足のいく一品です。
2:コク旨味噌ラーメン(ローソン)559円(税込)

コク旨味噌ラーメン(ローソン)559円(税込)
熟成ちぢれ麺・北海道産小麦60%使用のローソン「コク旨味噌ラーメン」559円(税込)。普通の味噌ラーメンですが、麺にこだわりがありそうな表記が気になりますね。北海道と東北地域のローソンでは取り扱いありません。
チャーシュー2枚にメンマ……ちぢれ麺や濃厚味噌スープががっつりみえてしまっているので、具材はやや寂しい印象。
幾分か小麦の香りがよく出ていた気がしますが、他チルドラーメンの麺と大差はありません。スープはこってり味噌の旨味が出ています。可もなく不可もなしといった味わいでした。
2:ダブル焼豚の鶏コク醤油ラーメン(ローソン)559円(税込)

ダブル焼豚の鶏コク醤油ラーメン(ローソン)559円(税込)
ローソン「ダブル焼豚の鶏コク醤油ラーメン」559円(税込)は、外装越しからでもチャーシューの大きさが際立ちますね。2種類の焼豚が入っていますよ。北海道産小麦98%使用の麺だそうですが、北海道地域でのローソンでは取り扱いありません。
チャーシュー大きい!大きなチャーシューの下にはさらに小ぶりなチャーシューが隠れています。「コク旨味噌ラーメン」と同価格ですが、具材だけみると「ダブル焼豚の鶏コク醤油ラーメン」の方がお得度が高め。
少々ざらつきのある麺が独特。個人的には特段おいしいとは感じませんでしたが、好きな人は好きなのでしょう。醤油と鶏のコクのある淡麗スープとはあまりからんでいないため、もっちりつるつる系統の麺の方があっていたのではないかと思います。
4:博多一風堂監修 かさね味(セブンイレブン)561円(税込)

博多一風堂監修 かさね味(セブンイレブン)561円(税込)
2022年11月1日からセブンイレブンで開催された「熱狂!麺フェス!」の一品として登場した「博多一風堂監修 かさね味」561円(税込)。有名店監修品にしてはお財布にやさしい価格です。販売地域は、関東一部、北陸、東海、中国、四国。
豚骨と鶏ガラの旨味がするスープ。少々塩気があるのが気になりました。麺はパサパサとしていて、あまりスープと絡みません。なお、一風堂らしさは出ているかという点ですが、個人的にはいまいち再現度が低めではないかと感じています。
5:とみ田監修 濃厚豚骨魚介つけ麺(セブンイレブン)745円(税込)

とみ田監修 濃厚豚骨魚介つけ麺(セブンイレブン)745円(税込)
セブンイレブン「とみ田監修 濃厚豚骨魚介つけ麺」745円(税込)は、千葉県松戸市の大人気店「中華蕎麦とみ田」監修品です。セブンイレブンととみ田はたびたびコラボしていて、すっかりおなじみの監修品です。お値段がぶっ飛んでいますが、店舗でつけ麺を食べると1000円オーバーすることも多々あります。つまり、店舗よりはお安い価格。
濃厚豚骨魚介スープに極太麺をつけていただきます。
濃厚豚骨魚介スープは余韻が残るほどの濃さ。少々ワシワシとした麺と絡み合い「とみ田っぽい」テイストはしっかりと出ています。とみ田ファンも嬉しい仕上がり。ネックはお値段の高さ。濃いめ・がっつりなつけ麺を求めているならおすすめな一品です。
2022年11月・コンビニ麺5選まとめ
2022年11月、コンビニチルド麺界隈ではすっかり温かい麺が主流となりました。お値段はワンコイン以上のものが多くなかなか手が届きませんが、一昔前に比べると、麺やスープなど商品ごとに特徴が違っていて、食べ比べるのも楽しくなりました。
これから肌寒い季節にぴったりなコンビニチルド麺。ぜひとも、お試しください。
相場一花 フードライター。2児の母で、コンビニ・スーパーの商品を年間100食以上食べ比べる。現在「ヨムーノ」「Yahooクリエイターズプログラム」などに原稿寄稿中。雑誌「LDK」「レタスクラブ」「週刊プレイボーイ」などで食の専門家として出演実績あり。
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