値上げラッシュと同時に、大手コンビニ各社では「小さめサイズながらも300円台」とお手頃価格なお弁当の登場が相次いでいます。コンビニ300円台弁当対決の火ぶたが切って落とされた……といっても過言ではありません。大手コンビニ各社の涙ぐましい努力が垣間見えますよ。
今回紹介するのは、セブンイレブン「一膳ごはん 炙り焼き銀鮭とおだしごはん」です。
さすがに小さめサイズすぎる!セブンイレブン「一膳ごはん 炙り焼き銀鮭とおだしごはん」
これまでファミリーマートやローソンの300円台弁当を実食してきましたが、確かに「小さめサイズ」でした。けれど、いずれも許容できる範囲内での小ささ。
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けれど、セブンイレブン「一膳ごはん 炙り焼き銀鮭とおだしごはん」はさすがに小さすぎやしないか……というのが第一印象です。
同時購入したセブンイレブンのおにぎりを横に並べてみると、上記写真の通り。おにぎりよりは大きいけれど、さすがに小さすぎやしないか、と感じてしまいますね。
さらに「魚に骨があります」という明記。きっとセブンイレブンなりにコストカットする努力をしたであろう痕跡なのでしょう。なんという涙ぐましい努力……。セブンイレブンはこれ以上のコストカットが難しいのであろうという印象。
小腹がすいた時用の弁当として
テカテカとしている銀鮭がおいしそう……!だけど、筆者の娘(幼稚園児)のお弁当よりもなんだかコンパクトな弁当です。ちくわ天やたまごなどおかずも入っていますが、いずれもひとくちサイズ。銀鮭は注意書き通り骨が入っているので、可食部が減ってしまうのが残念。味としてはほどよく脂身があっておいしく仕上がっていましたが。
ごはんの上にはにんじんと切干大根、ごまが盛られています。
ちなみに、おかずの下にあるごはんには何ものってません。炊き込みご飯を意識しただしの味わいがほんのりするごはんでした。正直な話をすると、さすがに食事のメインに持っていくのは難しいお弁当ですね。また、ところどころ「セブンイレブンではもうこれ以上コストカットできないわ…」みたいなのをひしひしと感じます。
セブンイレブン「一膳ごはん 炙り焼き銀鮭とおだしごはん」は、コストカットを精一杯したであろう涙の結晶が感じられるお弁当でした。さすがにメイン食事としては成り立たないので、小腹がすいた時、あまり食べられない日、といった時にはおすすめです。味としてはごく普通のコンビニ弁当で違和感はありませんでした。
販売地域は、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、近畿です。この記事のサイズ表現が誇張されているか否かの判断は、ぜひとも実際に手に取ってお確かめいただければと思います。
相場一花 フードライター。2児の母で、コンビニ・スーパーの商品を年間100食以上食べ比べる。現在「ヨムーノ」「Yahooクリエイターズプログラム」などに原稿寄稿中。雑誌「LDK」「レタスクラブ」「週刊プレイボーイ」などで食の専門家として出演実績あり。
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