コンビニ各社で、冬の「いちご狩り」が始まりました。
旬のいちごをふんだんに使った商品が続々と登場していますが、今回食べ比べを行うのは「いちごサンド」です。どれも、ビジュアルでは好悪つけがたいクオリティの高さですが、実際の味やボリュームはどうなのでしょうか?
今回は、大手コンビニ3社(ファミリーマート・ローソン・セブンイレブン)の新作「いちごサンド」3品をピックアップ。
「いちごたっぷり度」「おいしさ」の2点で、ランキング付けを行いました。
第1位:「いちごサンド」(セブンイレブン) 総合評価:★★★★★

「いちごサンド」(セブンイレブン) 価格:496円(税込)
カスタードクリーム&ホイップと合わせた、まさに王道のセブンイレブン「いちごサンド」。
価格は3品の中で一番高いのですが、カスタードクリームにはお菓子のために生まれた卵“エクパティシエール“を使用。原材料にもこだわって作っています。
断面を見ると、大粒のいちごが。どれもジューシーで色合いも良く、味への期待が高まります。
いちごはみずみずしく、期待を裏切らない果肉感。けっして見せかけではなく、パンの端にもいちごがサンドしてありますね。
大粒のいちごを贅沢に4粒も使っているため、いちごをしっかりと堪能できます。
ホイップ&カスタードは口どけが良く、いちごの風味を引き立てるちょうど良い甘みです。
いちごたっぷり度:★★★★★
おいしさ:★★★★★
第2位:「いちごサンド」(ファミリーマート) 総合評価:★★★★★

「いちごサンド」(ファミリーマート) 価格:398円(税込)
ファミリーマートの「いちごサンド」も、セブンイレブンと同じくカスタード&ホイップにいちごを合わせた、THE・定番。
いちごの大きさは多少バラつきがあるものの、断面を見る限りいちごはしっかり入っています。ただ、手に持った感じはちょっと軽いですね。
端にはいっている1/4個分のいちごがやや頼りないサイズ感ではありますが、断面はたっぷり3粒分。甘酸っぱくてジューシーないちごが、ミルキーなクリームとマッチします。セブンイレブンと比べると、やや甘め。
クリームの甘さで食べ始めは気づきませんでしたが、クリームの量も少ないです。価格で言えばセブンイレブンよりも約100円安く購入できるので、許容範囲といったところでしょうか。
いちごたっぷり度:★★★★★
おいしさ:★★★★☆
第3位:「ICHIBO監修 いちごのミルクレープ風サンド」(ローソン) 総合評価:★★★★☆

「ICHIBO監修 いちごのミルクレープ風サンド」(ローソン) 価格:430円(税込)
ローソン「ICHIBO監修 いちごのミルクレープ風サンド」は、クレープ生地×パン生地で挟んだ、ちょっと珍しいタイプのいちごサンドです。
上から、パン生地・クレープ生地・いちご・いちごジャム入りホイップ・カスタードの順にサンドしてあります。いちごのサイズは、セブン・ファミマと比べるとやや小さいような…。
クレープ生地は2層になっていて、見た目よりもクレープっぽさが強めです。フルーツサンドというよりは、クレープを食べている感覚に近いのかも。
クリームはそれほど多くなく、いちごも1/4にカットされたものが4個。つまり、1パックに使用しているいちごは2個分。他社と比べると、いちごの量については物足りなさがありますね。
いちごジャム入りホイップのおかげで、“いちご風味”は楽しめるのですが、ジューシーさやいちご独特の自然なおいしさには欠けるのかも。いちごサンド」ではなく、いちごスイーツとして食べるのが良さそうです。
いちごたっぷり度:★★★☆☆
おいしさ:★★★★☆
まとめ
コンビニ3社の「いちごサンド」は、販売価格とともに「いちごの量」そして「おいしさ」も比例するという結果になりました。いちごは原価が高いため、量が多いほど価格が上がるのは当然です。
今回は「いちごたっぷり度」でランキング付けを行いましたが、コンビニ各社のいちごサンドは、コスパの良さ・クリームのおいしさなど、それぞれ良さがあります。
いちごサンドは旬が絡んだ商品ですので、気になるものがあれば、ぜひお早めに味わってみてください。
三木ちな
お得なもの好きな3姉妹のママライター。お得で珍しいものが大好き。コンビニの新商品をチェックするのが日課。コンビニ商品を使って家事ラクするのも大得意。
現在「暮らしニスタ」「マネーの達人」そのほか暮らし系メディアなど、多数メディアにてコラムを執筆中
<保有資格>クリンネスト1級、整理収納アドバイザー2級、節約生活スペシャリスト
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